岡崎市立小中学校の長期欠席対策会の先生たちが、子どもたちに
「コロナ禍でも 楽しい思い出づくりをして欲しい」「自分を認めてもらうことで、自己肯定感を高めて欲しい」と願われ開催されました。
これは登校支援を必要とする小3〜中3までの児童・生徒が対象で、保護者の同伴や 学校関係者の見学もあり、りんごを描きました。
始めは緊張していた子どもたちも、声掛けによって自信をもち、最後には、いきいきと活動に取り組めました。教育長も絶賛されていました。と先生から喜びの声を後日いただきました。
私の感想としては
とにかく、りんごのイメージを膨らませ、様々な感性で表現を工夫した作品が多くできました。りんごからあふれ出すように 明るい色紙を添えて構成された作品は、楽しく希望に満ちた未来を感じました。
臨床美術には 作者を夢中にさせる何かがあります。描くことを楽しませ、新しく作り上げる喜びを与えてくれます。表現できた自分に誇りが持て、共にお絵描きした他者を受容し、また、描きたいと思わせる。そんな力があるように思います。
あの後すぐに、オンライン授業が始まりました。あの生徒さんたちは あの時の自信を持ち続けて、学校生活を送っているのかな?素晴らしい個性のままで、また、お会いしたいです。
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